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お仏壇の掃除とお手入れ。お仏壇をご自身で掃除する際の注意点とは?


お仏壇の掃除とお手入れ。お仏壇をご自身で掃除する際の注意点とは?

故人様やご先祖様を祀る大切な場所であるお仏壇ですので、いつもきれいにしておきたいところですが、「素人が軽々しくお仏壇に触ってもいいの?」「専門の業者に頼まなくちゃいけないの?」と思われる方も多いと思います。しかし、注意する点をしっかり押さえておけば、誰でもお仏壇の掃除をしても問題はありません。

この記事では、お仏壇を掃除する際の注意点や実際の掃除の仕方などについてご説明します。

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お仏壇の掃除をする際に気を付ける4つのポイント

お仏壇には細かな飾りがあり非常にデリケートです。そのため、ご仏壇をよい状態で保つためには、お仏壇の掃除をする際に気を付けなければいけないことがあります。以下でお仏壇を掃除する際に気を付ける4つのポイントについてまとめましたので見ていきましょう。

湿気に注意して掃除する

お仏壇に湿気は天敵です。せっかくお仏壇を掃除しても水分が残ってしまっているとカビが生えてしまい、お仏壇を痛める原因になってしまいます。そのため、できる限り天気がよい日を選んで掃除し、掃除の際は柔らかい布で乾拭きをしましょう。なお、汚れがひどい場合は、水拭きをした後に乾いた布で拭き上げましょう。

また、掃除を予定していた日が雨であったり湿度が高い日というような場合もあります。その場合は、掃除を終えた後に柔らかい布で乾拭きをした上で、扇風機やエアコンなどをかけて湿気を取り、カビの発生を抑えましょう。

足場の安定性と安全性を必ず確認

お仏壇が大きかったり、高い場所にお仏壇を置いているためにお仏壇の上まで手が届かない場合、踏み台やイスなどを用いて掃除をされると思います。その場合は、必ず足場の安定性と状態を確認しましょう。足場が不安定な状態であったり、破損した状態で掃除をしまうと非常に危険です。

事前に仏具の配置を撮影しておく

お仏壇にはたくさんの仏具が飾られています。お仏壇の掃除をしたら、それらの仏具を元の位置に戻さなければいけません。しかし、毎日見ていても、元の位置を思い出すのはなかなか難しいもの。そこで、ちゃんと仏具をあった場所に戻せるように、仏具の配置を撮影してから掃除を始めるようにしましょう。

お仏壇の後方にある配線に注意する

最近のお仏壇によく見られますが、お仏壇にライトを点灯させるための配線が繋がっていることがあります。掃除に集中するあまり、配線に引っかかってしまうとご自身が転倒してしまったり、お仏壇を倒して破損させてしまうかもしれませんので、掃除をしている最中は、特に注意しましょう。

お仏壇の掃除の仕方と流れ

1.お仏壇に合掌する

お仏壇を掃除するにあたって、お線香を立てて、おりんを鳴らし、合掌します。その際、「これからお仏壇のお掃除をさせていただきます」とご本尊と故人様・ご先祖様にお伝えしましょう。

2.部屋の窓を開ける

掃除をする際に埃が宙に舞いますので、事前に部屋の窓を開けておきましょう。

3.仏具の配置を撮影してから仏具を取り出す

お仏壇の中に置いてある仏具を全て取り出しますが、掃除を終えた後に元の場所に戻せるように、写真を撮っておくとよいでしょう。

4.毛払いやはたきで埃を払う

仏具を全て外に出したら、お仏壇の中に積もっている埃を払っていきます。

5.お仏壇の内側を拭き掃除する

拭き掃除をする際は、お仏壇用のクロスを用いるのがおすすめです。もし、お仏壇用のクロスがない場合は、先述しましたがガーゼなどの柔らかい布で代用しましょう。

6.お仏壇の外側を掃除する

お仏壇の内側の掃除が終了したら、お仏壇の外側を掃除しましょう。一旦、障子や扉を閉じてから掃き掃除をしましょう。

7.仏具を掃除する

お仏壇の掃除が終了したら、次は仏具の掃除をします。仏具は主に、「漆や塗装を施した仏具」と「金属の仏具」の2つに分けられます。

・漆や塗装を施した仏具

表面に漆塗りを施したものや塗装を施した仏具に関しては、乾拭きで拭きとりましょう。

・金属の仏具

お仏壇に置く金属の仏具はほとんどが真鍮(しんちゅう)製になります。真鍮製品は時間が経つと色がくすんでいきますので、年に数回、金属(真鍮)磨き用のクリームで磨くことで、仏具の品質を保ちましょう。

8.仏具を元に戻して、お仏壇に合掌する

掃除した仏具を元の場所に戻したら、再度お線香を立てて、おりんを鳴らし、合掌します。その際、「お仏壇の掃除が終わりました」とご本尊と故人様・ご先祖様にお伝えしましょう。

お仏壇を掃除する際の道具について

お仏壇を掃除する際に使う道具には以下のようなものがあり、どれも仏具店で揃えられます。なお、お仏壇の仕様や材質によっては使えないものもあるため、事前に葬儀会社や仏具店に確認をしておくとよいでしょう。

・毛払い

お仏壇や仏具に付いた埃を払うために使用します。様々な種類の払いやはたきがありますが、毛先が柔らかく細かいものがおすすめです。

・お仏壇用の筆はたき

お仏壇の中には細かい装飾や彫刻を施した箇所があります。そのような箇所を掃除する際に便利なのが筆はたきになります。

・お仏壇用のクロス

お仏壇用のクロスは表面が柔らかくなっており、お仏壇の塗りや塗装が傷付かないようになっています。なお、お仏壇用のクロスがない場合は、ガーゼなどの柔らかい布で代用しましょう。

・金属(真鍮)磨き用のクリーム

お線香を上げる際に鳴らすおりんを金属(真鍮)磨き用のクリームで磨くと、おりんの響きや輝きが見違えるほどよくなります。

・つや出しクリームやワックス

お仏壇の掃除の仕上げにつや出しクリームやワックスを塗ると、光沢が出るだけでなく、汚れが付着しにくくなりますのでおすすめです。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

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