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友人の親が亡くなった場合にかける言葉は?マナーや手紙の例文も解説


友人の親が亡くなった場合にかける言葉は?マナーや手紙の例文も解説 NEW

友人の親が亡くなった場合、まずはお悔やみの言葉を伝えることが大切です。どんなに親しい友人でも、伝え方によっては相手に負担をかけてしまう可能性があるため、最低限のマナーは押さえておかなければなりません。

本記事では、友人の親が亡くなった場合にかける言葉について解説します。手紙やメールを送る場合の例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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親が亡くなった友人にかける言葉は?

訃報を受けた際は、相手との関係性にかかわらず、まずはお悔やみの言葉を伝えるのが基本です。ここでは、親が亡くなった友人にかける言葉について、詳しく解説します。

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相手に寄り添った言葉を選ぶ

友人にお悔やみの言葉を伝えるときは、相手の気持ちに寄り添う言葉を添えましょう。形式にこだわりすぎず、相手に寄り添った言葉を選ぶことで、さりげなく思いやりを伝えられます。

例えば「突然のことでまだ信じられません」という一言を添えると、故人様の死に対する率直な気持ち(驚きや悲しみ)が伝わりやすいです。そのほかにも「大変だったね」「つらいときに連絡してくれありがとう」など、相手を気遣う言葉を添えるのも良いでしょう。

お悔やみの言葉では敬語や丁寧語を使うのが一般的ですが、親しい間柄の方に対しては、多少砕けた表現を用いても構いません。特に親しい友人の場合、堅苦しい表現よりも、多少砕けた表現のほうが心強いこともあるため、関係性や状況に応じて使い分けることが大切です。

かける言葉の代表例

友人の親が亡くなった場合は、次のような言葉でお悔やみの気持ちを伝えるのが通例です。

お悔やみの言葉 意味 使用場面
お悔やみ申し上げます 故人様の死を悲しみ、弔いの言葉を伝える 口頭、文章
ご愁傷さまです 心の傷を憂い、相手を気の毒に思う 口頭のみ
ご冥福をお祈りします 故人様の死後の幸福を祈る 文章のみ
哀悼の意を表します 故人様の死を思うと、悲しみで心が痛む 文章のみ

ご覧のように、お悔やみの言葉にはいくつか種類があり、それぞれ意味や使い方が異なります。万が一のときに落ち着いて弔意を伝えられるよう、この機会に覚えておきましょう。

友人にかける言葉のマナー

相手が友人の場合でも、お悔やみの言葉をかける際は、最低限のマナーを守らなくてはなりません。ここでは、友人にかける言葉のマナーを4つご紹介します。

忌み言葉や重ね言葉などは使わない

お悔やみの言葉を伝えるときは、縁起が悪いとされる忌み言葉や重ね言葉などを避けるのがマナーです。具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

弔事の場で使ってはいけない言葉 具体例
忌み言葉(死や別れなどを連想させる言葉) 死ぬ、生きていた頃、終わる、消えるなど
重ね言葉(不幸が続くことを連想させる言葉) ますます、重ね重ね、次々、いよいよなど

また、お悔やみの言葉は、相手の宗教・宗派に配慮して選ぶ必要があります。なぜなら、宗教・宗派によって、死に対する考え方が異なるからです。

例えば、神道やキリスト教には「冥福」という概念がないため「ご冥福をお祈りします」という言葉はふさわしくありません。相手の宗教・宗派が分からない場合は「心よりお悔やみ申し上げます」など、宗教・宗派に左右されない言葉を使うと良いでしょう。

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詮索をしない

友人の親が亡くなったとき、その理由が気になる場合もあるかもしれませんが、余計な詮索はしないようにしましょう。親の死はとてもつらいことであり、心の傷が癒えるまでに時間がかかることも少なくありません。

また、亡くなった理由によっては、詳細を知られたくない方もいらっしゃいます。大切な友人に負担をかけないよう、死因について尋ねるのは避けましょう。もし相手から説明を受けた場合でも、深掘りせずに、お悔やみの言葉だけを返すようにしてください。

励ましや慰め、共感の言葉は使わない

安易な励まし・慰め・共感は、かえって相手を傷つけたり、負担を増やしたりすることがあります。親を亡くしたばかりの方は非常にデリケートな状態であるため、以下のような言葉を使って無理に元気づけようとするのは控えましょう。

<親を亡くした方にかけてはいけない言葉の例>

・頑張って

・時間が経てば忘れる

・気持ちは分かる

親という大切な存在を失う悲しみは計り知れないものであり、立ち直るまでに時間がかかることもあります。そのため、無理に元気づけようとするのではなく、相手の気持ちに寄り添うことを心掛けましょう。

【メール・LINE】長文は避ける

メールやLINEでお悔やみの言葉を伝える場合は、長文を避けるのがマナーです。親を亡くした友人は、ご葬儀の準備や手続きなどで忙しく、精神的にまいっていることが考えられます。

長い文章は読むにも返信するにも大変であり、相手に余計な負担をかけてしまう可能性があるため、できるだけ短い文章でまとめるようにしましょう。後ほど、親が亡くなった友人に送る例文をご紹介しますので、そちらもあわせてご覧ください。

【メール・LINE】絵文字を使わない

メールやLINEには絵文字の機能がありますが、お悔やみの言葉を伝える際に使用するのは控えましょう。悲しみを意味する絵文字であったとしても、カジュアルな印象を与えてしまうため、弔事の場にはふさわしくありません。

なお、心配をかけたくないという理由から、友達があえて絵文字を使ってくることもあると思います。その場合でも、絵文字は使わないのが基本です。

親が亡くなった友人に送る例文

お悔やみの言葉は口頭で伝えるのが望ましいですが、場合によっては文章で伝えることもあるでしょう。最後に、親が亡くなった友人に送る例文を、手紙・メール・LINEの3つに分けてご紹介します。

手紙の場合

友人へのお悔やみの手紙には、用件のみ(お悔やみの言葉や相手を気遣う言葉など)を簡潔に記載します。故人様と面識があった場合は、思い出に触れることが故人様を偲ぶことになるため、お世話になったエピソードなどを書き添えるのも良いでしょう。

<親が亡くなった友人に送る例文(手紙の場合)>

ご尊父様/ご母堂様のご逝去に際し、心よりお悔やみ申し上げます。

突然のことで大変驚いています。

心身ともに大変なときだと思いますが、体調を崩されませんようご自愛ください。

返信はお気遣いなく、落ち着かれた頃に一言いただければ十分です。

故人のご冥福をお祈りするとともに、〇〇さん(友人の名前)とご家族に穏やかな時間が訪れますようお祈りいたします。

メールの場合

メールの場合も、基本的な構成は手紙と同じです。堅苦しくない程度に丁寧な言葉遣いを心掛け、お悔やみの言葉や相手を気遣う言葉などを簡潔に記載しましょう。

また、ご遺族は多くの方と連絡を取り合っていることが考えられます。そのため、メールの内容や送り主がすぐに分かるように、件名を分かりやすくしておくとより丁寧です。

<親が亡くなった友人に送る例文(メールの場合)>

【件名】

お悔やみ申し上げます。(〇〇より)

【本文】

この度は心よりお悔やみ申し上げます。

あまりに突然のことで言葉も見つかりません。

どうか無理をせず、お身体を労ってください。

ご尊父様/ご母堂様のご冥福をお祈りいたします。

なお、こちらのメールへの返信は不要です。

LINEの場合

LINEに関しても、基本的な構成は手紙と同じですが、もう少し短くして読みやすくするのも良いでしょう。LINEの長い文章はただでさえ読みにくいため、できるだけ短い文章でまとめるのが望ましいです。

また、LINEでのやり取りは手軽な反面、言葉遣いに気を配る必要があります。いくら仲が良くても、砕けすぎた言葉遣いはマナー違反にあたるため、その点を考慮して相手に寄り添った言葉をかけてあげましょう。

<親が亡くなった友人に送る例文(LINEの場合)>

この度はお悔やみ申し上げます。

大変なときに知らせてくれてありがとう。

今はつらい時期だと思うけど、あまり無理はしないでね。

私にできることがあれば、いつでも声をかけてください。

※返信は不要です。

まとめ

友人の親が亡くなった場合は、相手の気持ちに寄り添いつつ、お悔やみの言葉を伝えるのが基本です。「親しき仲にも礼儀あり」というように、友人にお悔やみの言葉をかける際は、最低限のマナーを守ることが求められます。本記事でご紹介した例文はあくまで一例ですので、相手との関係性などを考慮しながら、ご自身の言葉で丁寧に伝えるようにしましょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
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