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喪中の際にお年玉は渡しても良い?渡す際の注意点やお正月の過ごし方も解説


喪中の際にお年玉は渡しても良い?渡す際の注意点やお正月の過ごし方も解説 NEW

喪中の間はお祝い事を控えるのが一般的です。そのため、自分や相手が喪中の際にお年玉を渡しても良いのかと悩んでしまう方も少なくありません。

本記事では、喪中におけるお年玉のマナーについて解説します。喪中で迎えるお正月の過ごし方についてもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

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喪中にお年玉は渡しても良い?

現代では「喪中にお年玉を渡しても問題ない」という考え方が主流です。お年玉は新年を迎えられたことをお祝いする風習であるため、かつては自分や相手が喪中の際にお年玉を渡すのは避けるべきとされていました。

しかし、時代の流れとともにお年玉のあり方も変化しており、今では年始のイベントとして広く親しまれています。昔ながらの風習を重んじる方もいらっしゃれば、多様性を尊重する方もいらっしゃるため、喪中にお年玉を渡すかどうかはその方の気持ち次第といえるでしょう。

お年玉の由来

お年玉の由来は諸説ありますが、最も有力なのは「御歳魂(おとしだま)」からきているという説です。御歳魂とは、お正月に年神様を迎えるためにお供えしていた鏡餅のことを指します。

かつて日本では鏡餅には年神様の魂が宿ると考えられていました。そして年神様が帰られるタイミングにお下がりとして家長が分け与えることで、その一年の健康と豊作にあやかれると信じられていたのです。この風習が転じて、お正月にお金を配るようになったといわれています。

喪中にお年玉を渡す際の注意点は?

喪中にお年玉を渡す際は、以下の3つの点に注意が必要です。

<喪中にお年玉を渡す際の注意点>

●お祝いの挨拶は言わずに渡す

●ポチ袋の表書きに「お年玉」と書かない

●時期をずらして渡す

それでは、各ポイントを確認していきましょう。

お祝いの挨拶は言わずに渡す

喪中は故人様を偲ぶ期間であり、お祝いにあたる行為は控えるのが一般的です。したがって、喪中にお年玉を渡すときは、「あけましておめでとう」というフレーズを使わず、「これで好きなものを買ってね」などと伝えるのが望ましいといえます。

ポチ袋の表書きに「お年玉」と書かない

自分や相手が喪中の場合は、ポチ袋の表書きに「お年玉」と書くのは控えましょう。先述したように、お年玉には「新年をお祝いする」「神様からの贈り物」といった意味があります。

喪中ではお祝い事や神事を避けるのが習わしであるため、お年玉として渡すのはふさわしくありません。このことから、子供たちにお年玉を渡す場合は、「おこづかい」や「書籍代」といった名目で渡すのが好ましいです。

また、お金を入れる袋は「控えめなデザインのポチ袋」や「無地の白封筒」を選ぶと良いでしょう。喪中という状況を考慮すると、華やかな印象を与える袋は避けたほうが無難といえます。

時期をずらして渡す

喪中であることに配慮して、「お正月にお年玉を渡すのは控えたい」と考える方も少なくありません。その場合は、松七日が過ぎてから「おこづかい」などの名目で渡すのも一案です。

多くのお子様はお正月にお年玉がもらえることを楽しみにしています。もし時期をずらして渡すのであれば、その期待を裏切らないよう、お正月に渡せない理由を伝えるのが望ましいです。

喪中のお正月の過ごし方は?

喪中のお正月では祝賀行事などを控え、慎ましく過ごすのが一般的です。最後に、喪中で迎えるお正月の過ごし方について解説します。

神社への初詣は避ける

喪中の場合、神社への初詣は避けたほうが良いとされています。これは神道において死は穢れと考えられており、その穢れを神社に持ち込む(神様に近づける)のはタブーとされているためです。

しかし、神社の中には忌中(五十日祭)を終えていれば、初詣に行っても問題ないとしているところもあります。喪中の初詣に対する考え方は神社によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

おせち料理は控える

おせち料理はお正月を祝う料理のため、喪中では控えるのが一般的です。ただし、普段の食事としていただくのは問題ありません。その場合は、鯛の塩焼きや紅白のかまぼこなどお祝い時に出すものは避けるようにしてください。

自宅で静かに過ごす

喪中は故人様の死を悼み、身を慎む期間とされています。そのため、家族旅行などは控えて自宅で静かに過ごすのが適切です。

まとめ

お年玉は新年を迎えられたことをお祝いする風習であり、本来であれば喪中には避けたほうが良いといえます。しかし、現代のお年玉は「年始のイベント」としての意味合いが強く、喪中の際にもお年玉を用意する方が多いようです。さまざまな考え方がありますが、喪中であることへの配慮を忘れなければ、お年玉を渡しても特に問題ないでしょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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