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喪中に挨拶をする際はどうすれば良い?年末年始の挨拶や注意点を解説


喪中に挨拶をする際はどうすれば良い?年末年始の挨拶や注意点を解説 NEW

喪中は故人様の死を悼む期間であり、おめでたいことは控えるべきとされています。そのため、喪中に挨拶をする際は、言葉選びなどに注意しなければなりません。

本記事では、喪中で迎える年末年始の挨拶について解説します。喪中期間にはさまざまな制限がありますので、この機会に基本的なマナーを押さえておきましょう。

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喪中に新年の挨拶は控えるべき?

喪中の場合、お祝いの意味が含まれる新年の挨拶は控えるのが原則です。冒頭でも軽く触れましたが、喪中は故人様を偲ぶ期間であり、お祝い事は控えるべきとされています。

つまり、新年を祝う言動はふさわしくないため、「おめでとう」という言葉を使ったり、年賀状を送ったりするのは望ましくありません。以下では、喪中における挨拶の仕方を「口頭・電話」と「手紙」の2パターンに分けてご紹介します。

喪中に 「口頭・電話」などでの新年の挨拶

新年の挨拶では「あけましておめでとうございます」というフレーズがよく使われますが、このようなお祝いの言葉は喪中にふさわしくありません。よって、喪中では「おめでとう」といった言葉は使わず、「本年もよろしくお願いいたします」などと挨拶するのが適切です。

ちなみに、年末の挨拶では「良いお年を」というフレーズがよく使われますが、こちらはお祝いの言葉ではありません。したがって、喪中の場合でも問題なく使うことができます。

喪中に 「手紙」での新年の挨拶

喪中で新年を迎える場合、年賀状を出すことも控えるべきとされています。これは年賀状自体がおめでたいものであるからです。

喪中で新年の挨拶ができないときは、事前に喪中はがきを出したり、メールやLINEを送ったりしてその旨を伝えるのが通例となっています。

喪中で新年の挨拶ができない場合の対応方法

喪中では新年を祝う言動を避ける必要があるため、いつもと異なる対応が求められます。ここでは、喪中で新年の挨拶ができない場合の対応方法について解説します。

①事前に喪中はがきを出す

喪中はがきとは、身内にご不幸があった際に、新年の挨拶(年賀状のやり取り)を控えることをお知らせするための挨拶状です。正式名称は「年賀欠礼状」といい、喪中で新年の挨拶ができないときは、事前に挨拶状を送るのがマナーとされています。喪中はがきの送付対象と送付時期は以下のとおりです。

<喪中はがきの詳細>

●送付対象…年賀状をやり取りしている方

●送付時期…11月中旬〜12月上旬

喪中はがきは年賀欠礼を伝えるものであるため、相手が年賀状の準備を始める前に届ける必要があります。送付時期に明確な決まりはありませんが、一般的には11月中旬〜12月上旬までに送ることが多いです。

なお、年末のご不幸などにより、喪中はがきの準備が間に合わないケースも珍しくありません。そのような場合は、松の内が明けてから「寒中見舞い」を送ることを検討しましょう。寒中見舞いについては後ほど詳しく解説します。

②事前にLINEやメールで喪中であることを伝える

喪中で新年の挨拶ができない場合は、喪中はがきでその旨を伝えるのが正式なマナーです。しかし、喪中の伝え方は時代の流れとともに変化しており、以下のケースではLINEやメールで伝えても問題ないとされています。

<喪中をLINEやメールで伝えても良いケース>

●親しい友人に伝える場合

●メールでやり取りをする知人に伝える場合

●年賀状のやり取りをメールでする方に伝える場合

近年では喪中であることをLINEやメールで伝える方が増えていますが、中には昔からの風習を重んじる方もいらっしゃいます。加えて、LINEやメールは略式のため、相手との関係性などを考慮して適切な方法を選択することが大切です。

③寒中見舞いとして年賀状の返事を出す

喪中に年賀状が届いたときは、「寒中見舞い」という形で返事を出すのがマナーです。寒中見舞いはもともと冬の寒い時期に相手の健康を気遣うための挨拶状でしたが、現代では年賀状に代わる挨拶状としても使用されています。この場合における寒中見舞いの基本的な内容は以下のとおりです。

<寒中見舞いの内容(年賀状の返事として出す場合)>

●お見舞いの挨拶(例:寒中見舞い申し上げます)

●年賀状のお礼

●故人に関する報告・挨拶が遅れたお詫び・お付き合いのお礼

●相手の健康を気遣う言葉

●日付(令和〇年〇月)

また、寒中見舞いは喪中はがきに代わる挨拶状としても使用されています。年末のご不幸などにより、喪中はがきの準備が間に合わなかったときは、その代わりに寒中見舞いを出すのが一般的です。寒中見舞いの送付時期は松の内が明けてから立春までの間とされています。

④年賀状の代わりに寒中見舞いを送る

自分だけでなく、相手が喪中の場合も、年賀状を送るのは控えたほうが良いとされています。しかし、年賀状の代わりに寒中見舞いを送ることは可能なため、必要に応じて活用すると良いでしょう。

また、喪中はがきを受け取った場合、寒中見舞いの形で返事を出すことが可能です。基本的に、喪中はがきの返信は不要ですが、お悔やみの気持ちを伝えるために返信する方も少なくありません。

喪中はがきを出す際の注意点

喪中はがきに厳密な決まりごとはありませんが、世間一般に浸透しているマナーは存在します。特に注意すべきポイントは以下のとおりです。

<喪中はがきを出す際の注意点>

●喪中にふさわしいはがき・切手を使う(華美なデザインのものはNG)

●文字の色は薄墨または黒にする

●前文を省略する(拝啓・敬具などは不要)

●句読点を入れない

●行頭の1字下げはしない

●私的な内容を書かない

●相手が年賀状の準備を始める前に出す(11月中旬〜12月上旬までに届ける)

寒中見舞いを出す際の注意点

喪中はがきと同様に、寒中見舞いにもさまざまなマナーが存在します。自分や相手が喪中の場合に寒中見舞いを出すときは、以下の点に注意しましょう。

<寒中見舞いを出す際の注意点>

●通常はがきや私製はがきを使う(年賀はがきはNG)

●普通切手を使う(弔事・慶事用の切手はNG)

●シンプルなデザインのものを選ぶ(

●頭語・結語を省略する(拝啓・敬具などは不要)

●句読点を入れない

●行頭の1字下げはしない

●賀詞は使わない

●松の内が明けてから立春までに出す

まとめ

喪中で年末年始を迎える場合、新年の挨拶や年賀状のやり取りなどは控えるべきとされています。加えて、喪中であること(年賀欠礼)を伝えるために喪中はがきを出すのが一般的です。本記事の内容を参考に、故人様を偲びつつ、穏やかな年末年始をお過ごしください。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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