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喪中にクリスマスのお祝いは避けるべき?控えるべきことや過ごし方を解説


喪中にクリスマスのお祝いは避けるべき?控えるべきことや過ごし方を解説 NEW

喪中の間は故人様を偲び、慎ましく過ごすのが習わしです。そのため、喪中のクリスマスの過ごし方について気になっている方もいらっしゃるでしょう。

本記事では、喪中にクリスマスのお祝いをしても良いのか、プレゼントを送っても良いのかなどさまざまな疑問にお答えしていきます。控えるべきことについても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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喪中にクリスマスのお祝いはしても良い?

結論からいうと、喪中にクリスマスのお祝いをしても問題ありません。なぜなら、クリスマスはキリスト教の祭典であり、喪中の習慣とは直接関係がないためです。

しかし、喪中の間はお祝い事を控えるべきとされているため、中には「クリスマスのお祝いも控えたほうが良いのでは?」と考える方もいらっしゃいます。その点を踏まえると、お祝いをするかどうかはご自身の気持ちや周囲の状況を考慮して決めるのが無難といえるでしょう。

そもそも喪中とは

喪中とは、近親者の死を悼み、慎ましく過ごす期間のことです。儒教の考え方に基づく風習であり、喪中の間はお祝い事を控えるべきとされています。

一般的に、喪に服す期間は1年間とすることが多いですが、これはあくまでも目安です。実際の喪中期間は故人様との関係性や地域の風習などによって異なります。

なお、キリスト教に関しては、喪中の概念が存在しません。したがって、身内に不幸があった場合でも、通常どおりクリスマスを過ごすことができます。

喪中で控えるべきことは?

喪中で控えるべきことには次のようなものがあります。

<喪中で控えるべきこと>

●結婚式などのお祝い事への参加

●正月のお祝い

●神社への参拝

喪中の間、これらのことを控えるのは基本的なマナーといえるため、以下で詳しく解説します。

結婚式などのお祝い事への参加

前述のとおり、喪中は故人様を偲ぶ期間であり、お祝い事は控えるべきとされています。そのため、喪中の間は結婚式やパーティーなどには参加しないのが一般的です。

ただし、お世話になった方が結婚するなど特別な事情がある場合は、無理に断る必要はないともされています。喪中であることを説明し、相手の方やその関係者が認めてくれるのであれば、お祝い事への参加を検討してみても良いでしょう。

正月のお祝い

喪中の間は正月のお祝いも控えましょう。次の行為にはお祝いの意味があるため、特別な事情がない限りは控えるようにしてください。

<喪中の方が正月に控えるべきこと>

●新年の挨拶をする

●年賀状を出す

●正月飾りを飾る(門松、しめ縄、鏡餅など)

●おせち料理を食べる

なお、身内に不幸があった際には友人や知人、会社関係者に「喪中はがき」を送るのが通例です。喪中はがきとは、年賀の挨拶を控えることをお知らせするための挨拶状であり、その特徴から「喪中欠礼はがき」や「年賀欠礼状」とも呼ばれています。

神社への参拝

神道では死を「穢れ」と捉えており、その穢れを神社に持ち込むのはタブーとされています。こうした背景から、喪中の間は神社への参拝を控えるべきという考えもあるため、注意が必要です。参拝が可能かどうかは宗派や地域によって異なります。

喪中でのクリスマスの過ごし方は?

喪中でのクリスマスの過ごし方に厳しい取り決めや制約はありません。とはいえ、好き勝手に過ごして良いというわけでもないため、以下の内容を参考に、通常のクリスマスよりも控えめに楽しむことを心掛けましょう。

家族と静かに過ごす

日本においてもクリスマスは一大イベントであり、楽しみにしているご家庭は多くいらっしゃることでしょう。喪中の場合は、故人様への敬意と周囲への配慮が求められるため、大掛かりなパーティーなど派手なことは避け、家族と静かに過ごすのが望ましいです。

例えば、「家の中にクリスマスツリーを飾る」「子どもにプレゼントを渡す」などささやかに楽しむ分には問題ありません。喪中でのクリスマスの過ごし方は各ご家庭の判断に委ねられますが、喪中を考慮すれば、ご自宅で静かに過ごすのが適切といえます。

通常のクリスマスと同じように過ごす

喪中であっても、通常どおりクリスマスを楽しむことは可能です。しかし、喪中は故人様を偲ぶ期間であり、まだ悲しみが癒えていない方もいらっしゃるかもしれません。加えて、喪中にクリスマスのお祝いをすることに否定的な方も見受けられるため、当日の過ごし方については慎重に検討する必要があります。

喪中にクリスマスプレゼントやカードは送っても良い?

喪中期間にクリスマスプレゼントやカードを送るのは問題ないとされています。いずれも受け手の気持ちを配慮した上で、値段やデザインが控えめなものを選ぶと良いでしょう。もし相手の方がクリスマスを楽しめるような状態でなければ、その気持ちを汲み取り、品物を送るのは控えたほうが無難です。

相手が喪中なら控えたほうが良い

相手が喪中の場合、大切な方を亡くされてひどく落ち込んでいることが考えられます。そのため、基本的にはクリスマスプレゼントやカードを送るのは控えたほうが良いでしょう。

自身が喪中なら送っても良い

ご自身が喪中の場合は、クリスマスプレゼントやカードを送っても送っても差し支えないとされています。ただし、喪中の方から品物が送られてくることに抵抗感を持つ方も一定数いらっしゃいます。

上記のリスクが気になる方は、「寒中見舞い」の送付を検討してみましょう。寒中見舞いとは、寒い時期に相手の健康を気遣うために送る挨拶状のことです。近年ではクリスマスカードやグリーティングカードなどの代わりに用いられるケースも少なくありません。

まとめ

喪中にクリスマスのお祝いをするかどうかは個人やご家族の判断に委ねられます。一般的に、喪中期間にクリスマスを楽しむことは問題ないとされていますが、故人様への敬意と周囲への配慮を忘れてはなりません。本記事でご紹介した内容を参考に、穏やかで楽しいクリスマスをお過ごしください。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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