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夏のお通夜にふさわしい服装とは?基本的な喪服や男女・子供別の服装を解説


夏のお通夜にふさわしい服装とは?基本的な喪服や男女・子供別の服装を解説 NEW

夏のお通夜に参列することになったとき、「できるだけ涼しい服装で参列したい」と考える方は少なくありません。日本の夏は非常に暑いため、涼しさを重視したいところですが、弔事の場ではマナーを守ることが大切です。

本記事では、夏のお通夜における基本的な服装マナーをご紹介します。男性・女性・子供に分けて、服装の具体例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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夏のお通夜における基本的な服装マナー

お通夜に参列するすべての方は、厳粛な場にふさわしい服装が求められます。ここでは、夏のお通夜における基本的な服装マナーをご紹介します。

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暑くても基本は喪服

夏の暑い時期でも、お通夜の服装は喪服が基本です。喪服には正喪服・準喪服・略喪服という3つの格式があります。

喪服の種類 対象者 服装
正喪服(最も格式が高い喪服) 喪主と三親等までの親族 男性…和装またはモーニングコート
女性…和装またはブラックフォーマル
準喪服(一般的な喪服) 喪主・親族・参列者 男性…ブラックスーツ
女性…ブラックフォーマル
略喪服(最も格式が低い喪服) 参列者 男性…ダークカラーのスーツ
女性…ダークカラーのワンピースやスーツなど

喪主や親族の立場である方は、一般の参列者よりも格式の高い服装をするのがマナーです。そのため、喪主・親族としてお通夜に参列する場合は、最も格式が高い正喪服を着用するのが望ましいといえます。

しかし、最近では和装やモーニングコートを持っている方が少なくなってきており、正喪服を着用する方はほとんど見かけなくなりました。こうした背景から、現代のお通夜では喪主や親族も準喪服を着用するのが通例となっています。

ジャケットは必須

季節に関係なく、お通夜ではジャケットを着用するのが正式なマナーです。ただし、体調不良など特別な事情がある場合、喪家から上着の着脱が認められている場合は、無理にジャケットを着る必要はありません。

また、お通夜は屋内の会場で行われることが多く、夏場は冷房が効いていることがほとんどです。上着がなければ体が冷えてしまう可能性があるため、冷房対策としてもジャケットは必須といえるでしょう。

半袖は避けたほうが良い

お通夜の服装として、半袖は好ましくありません。なぜなら、弔事の場で過度に肌を露出するのはタブーとされているからです。加えて、半袖はカジュアルな印象が強いため、お通夜には不向きといえます。

なお、式の最中にジャケットを脱がないのであれば、男性は半袖のワイシャツを着用しても問題ありません。女性は長袖以外にも、五分丈・七分丈でも良いとされています。

急遽、夏のお通夜に参列する場合には

前述のとおり、夏のお通夜では準喪服を着用するのが一般的です。しかし、急な訃報で職場や出先からお通夜に駆けつけたり、喪服の準備が間に合わなかったりすることもあるでしょう。

そのようなケースにおいては、「取り急ぎ駆けつける」という意味合いから、略喪服(平服)で構わないとされています。以下では、男性・女性・子供の略喪服をご紹介しますので、そちらもあわせてご覧ください。

【男性】夏のお通夜の服装

男性における略喪服とは、無地のダークスーツのことを指します。男性の略喪服の基本スタイルは、以下のとおりです。

略喪服 黒、紺、グレーなどのダークスーツ(無地で光沢がないもの)
※ジャケットはシングルでもダブルでもOK
ワイシャツ 白無地、レギュラーカラー、シングルカットのもの
※カフスボタンは付けない
ネクタイ 黒無地で光沢がないもの
※ネクタイピンは付けない
ベルト 黒無地でシンプルなデザインのもの
靴下 黒無地でシンプルなデザインもの
黒色でシンプルなデザインの革靴

上記のとおり、着用アイテムは黒色・無地・光沢なしが基本です。いざというときに備えて、弔事用のネクタイや靴下などをオフィスに常備しておくのも良いかもしれません。

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【女性】夏のお通夜の服装

女性における略喪服とは、ダークカラーのワンピースやアンサンブル、スーツのことを指します。女性の略喪服の基本スタイルは以下のとおりです。

略喪服 ダークカラーのワンピース、アンサンブル、スーツ(無地で光沢のないもの)
※袖丈は五分丈や七分丈でもOK
※スカート丈は膝下からふくらはぎまでが目安
ストッキング 黒無地で薄手のもの
※糸の太さ(生地の厚さ)は30デニール以下が一般的
※お通夜の席では肌色のストッキングも許容範囲
黒色でシンプルなデザインのパンプス
※ヒールの高さは5cm以下が一般的
バッグ 黒色で光沢や飾りのない布製のもの

また、お通夜に参列するときは、結婚指輪以外のアクセサリーは外すのが基本です。ただし、弔事の場に適した真珠のアクセサリー(一連のパールネックレスなど)は着用しても問題ありません。

【子供】夏のお通夜の服装

子供の服装に関しては、学校指定の制服がある場合は、その制服を着用するのが一般的です。夏のお通夜に参列するときは、夏服でも問題ないとされています。

学校指定の制服がない場合は、大人の略喪服と同様に、ダークカラーを基調としたシンプルな服装を心掛けましょう。子供の服装マナーは大人ほど厳しくありませんが、お通夜は厳粛な場であるため、できるだけフォーマルな服装にすることが大切です。

まとめ

夏のお通夜では、準喪服を着用するのが一般的です。特別な事情がない限り、お通夜ではジャケットの着用が求められるため、必ず持参しましょう。

近年、日本の夏は厳しい暑さに見舞われています。喪服には、通気性や吸収性に優れた夏用のものもありますので、暑さ対策として購入するのも一案です。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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