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【完全保存版】葬儀の持ち物・服装マナー|数珠、袱紗、ハンカチの選び方と大人の作法


【完全保存版】葬儀の持ち物・服装マナー|数珠、袱紗、ハンカチの選び方と大人の作法

お通夜やご葬儀・告別式への参列は、故人様を偲び、ご遺族様に寄り添うための大切な儀式です。しかし、突然の訃報を受けてから準備を始めると、持ち物や服装のマナーを正しく確認する余裕がないことも少なくありません。

「マナーを知らずに参列して、知らぬ間に失礼を働いてしまった」ということにならないよう、日頃から「弔事セット」として備えておくのが賢明です。

本記事では、必ず用意すべき必須アイテムから、あると便利な補助アイテムまで、その選び方とマナーを詳しく解説します。

コンテンツ

必ず用意しておきたい「必須の持ち物」5選

ご葬儀の場において、欠かすことのできない5つの持ち物について解説します。

① 香典 (こうでん)

香典は、故人様の霊前に供える金品のことです。お通夜か葬儀・告別式のいずれかに持参しますが、両方に参列する場合は、最初に伺うお通夜に持参するのが一般的です。

新札は避ける: 意外と知られていないのが「新札は避ける」というマナーです。新札は「不幸を予期して用意していた」と捉えられる可能性があるため、一度折り目をつけるか、流通している旧札を使用します。

② 袱紗(ふくさ)

香典袋をそのまま手で持ったり、購入した時のビニール袋に入れたままにするのはマナー違反です。

色の選び方: 弔事用には、グレー、紺、紫などの落ち着いた色を選びます。

紫の汎用性: 紫色の袱紗は慶事(結婚式など)と弔事の両方で使用できるため、まず一色揃えるなら紫色がおすすめです。赤やピンクは慶事専用ですので注意しましょう。

③ 数珠 (じゅず)

数珠は厄除けやお守りの意味もあり、自分と仏様を繋ぐ大切な法具です。

略式数珠が便利: 本式数珠は宗派ごとに形が決まっていますが、「略式数珠(片手数珠)」であれば、どの宗派の葬儀でも使用可能です。

貸し借りはNG: 数珠は持ち主の分身と考えられています。ご家族間であっても貸し借りはせず、一人ひとつ用意しましょう。

④ 白いハンカチ

葬儀の場で使用するハンカチは、「白の無地」が基本です。

黒も可: 最近では黒の無地も一般的になっています。

NG例: 色鮮やかなもの、大きな柄入り、タオル地などはフォーマルな場にふさわしくありません。事前にアイロンをかけ、喪服のポケットに入れておきましょう。

⑤ バッグ (布製が理想)

金具・光沢を避ける: 金色の金具が目立つものや、エナメル素材は避けます。

殺生を連想させない: 最も重要なのが素材です。本革やワニ革、ヘビ革などは「殺生」を連想させるため、弔事では避け、布製のフォーマルバッグを用意しましょう。

準備を万全にするための「服装と身だしなみ」

持ち物と同様に、身に纏うものにも深い意味とマナーがあります。

男性: 清潔感と無地の徹底

白無地のワイシャツ: 仕事用でボタンダウン (襟にボタンがあるタイプ)を着ている方は注意が必要です。ボタンダウンはカジュアルな印象を与えるため、弔事ではレギュラーカラーまたはワイドカラーの白無地を着用します。

黒無地のネクタイとベルト: 光沢のない「黒無地」を選びます。ベルトのバックルも、シルバーの目立たないものを選び、クロコダイル柄などの型押しは避けましょう。

女性: 控えめな装い

黒ストッキング: 黒の無地で、肌が少し透ける程度の厚さ (20デニール前後)が最も正式とされます。厚手のタイツはカジュアルな印象になるため、冬場以外は避けるのが無難です。

黒い靴: 男性同様、革製よりも布製が理想的です。ヒールは3~5cm程度の太めのものを選び、足音が響かないよう配慮しましょう。

必要に応じて用意しておきたい「補助アイテム」

「必ず」ではありませんが、あると安心なアイテムをご紹介します。

黒い手袋 (ネイル対策)

急な弔事でネイルを落とす時間がない場合、黒いレースや布製の手袋を着用して隠すことができます。ただし、焼香の際は手袋を外すのがマナーですので、その点も考慮しておきましょう。

腕時計

葬儀中にスマホで時間を確認するのは、周囲から「早く帰りたがっている」と誤解される可能性があるため、好ましくありません。

デザイン: ゴールドや宝石が散りばめられたものは避け、シルバーのケースに白や黒の文字盤といった、シンプルで目立たないものを選びます。

知っておきたい「葬儀の立ち振る舞い」 マナー

持ち物が完璧でも、振る舞い一つで台無しになってしまうことがあります。

香典の渡し方: 袱紗から香典袋を取り出し、袱紗の上に載せて、相手から見て名前が正しく読める向きにして渡します。

焼香の作法: 自分の順番が来たら、ご遺族様と僧侶に一礼し、焼香を行います。回数は宗派によって異なりますが、一般の参列者であれば1~3回心を込めて行えば失礼にはあたりません。

お悔やみの言葉: 「この度はご愁傷様でございます」 「お力落としのないように」など、短く控えめに伝えます。「重ね重ね」「たびたび」といった「忌み言葉」は不幸が続くことを連想させるため避けましょう。

まとめ: 日常の「備え」が心の余裕を生む

葬儀の持ち物や服装を整えることは、形を整えることだけが目的ではありません。それは故人様への敬意であり、深い悲しみの中にいるご遺族様に対して「失礼なことをして不快な思いをさせない」 という最大の心遣いでもあります。

お通夜や葬儀の連絡を受けてから買いに走るのではなく、あらかじめ専用のケースに数珠、袱紗、黒タイツなどをまとめて保管しておきましょう。日常からの備えが、いざという時の落ち着いた振る舞いと、真心を込めたお見送りへと繋がります。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

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